【Q&A・法律マメ知識】<第1回>売主はダレ?

photo credit: Dave Lawrence Photo via photopin cc
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【Q&A・法律マメ知識】<第1回>売主はダレ?

具体例

Q
 最後の型のシルビア(S-15)を探していたところ、売っても良い、という売主(シルビアーノさん)を見つけました。
 そこで、値段や受取時期について交渉していたら、途中から(シルビアーノさんの)友達が交渉に来るようになりました。
 なんか、売主から交渉を任されている、とか言っています。
 一体全体、私(シルビア大好きさん)はダレと交渉すれば良いのでしょうか?
A
 それは、シルビアーノさんの友達がシルビアーノさんの「代理人」であるのか、「使者」であるのか、で違ってきます。

「代理人」?「使者」?

そもそも何?

Q
「代理人」と「使者」って何ですか?
A
 簡単に言いますと、「代理人」は、本人から“お任せ”を受けた人です。
 「使者」は、本人の単なる“おつかい”です。

「代理人」と「使者」の違いは?

Q
どこがどう違うのですか?
A
 「使者」の場合は、本人の考えをそのまま相手に伝えるだけです。
 たとえば、“おつかい”を想像してもらうと分かりやすいと思います。
 カレーの食材として、ジャガイモ・ニンジン・タマネギ・肉・カレー粉を買ってきてとお願いされ、その通りに買い物に行くイメージが「使者」です。本人が言った通りのことを実行するだけなのが「使者」ですね。

 これに対して、「代理人」の場合は代理人が自分で判断をするのです。
 たとえば、上の買い物について見ます。
 本人(お願いした人)が夕飯はカレーなので、カレーに使う食材を適当に見繕って買ってきて、といった場合が「代理」にあたります。
 この場合、買い物をお願いされた人は自分の判断でカレーに使う食材を買ってくることができます。ジャガイモ・ニンジン・タマネギに加えて、ピーマンやキノコを買ってくることもできます。
 「使者」の場合は、ピーマンやキノコは買ってこれませんね。本人から、ピーマンやキノコを買ってきてくれ、とはお願いされていませんから。

シルビア大好きさんは具体的にどうすれば良いの?

解決策

Q
 私(シルビア大好きさん)はダレと交渉したら良いのですか?
A
 シルビアーノさんの友達がシルビアーノさんの「使者」であれば、直接シルビアーノさん本人と連絡を取った方が良いですね。
 逆に、シルビアーノさんの友達がシルビアーノさんの「代理人」であれば、シルビアーノさんの友達と直接交渉しても大丈夫です。

「代理人」か「使者」かどう判断するの?

Q
 シルビアーノさんの友達が「代理人」か「使者」かはどう判断すれば良いのですか?
A
 シルビアーノさんに、友達に本当に交渉を任せたのか、どこまで任せたのかを直接確認すべきですね。

まとめ

 売買契約では、誰が契約の相手であるかを慎重に判断する必要があります。
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